はらはらと
はらはらと
落ちる涙の愛おしき
流れる静寂
蒼のとき
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旅の終わりに
また
出逢えるといいね
旅の途中で
懐かしい人として
何度か
遭遇するっていうのも
いい
それとも
いっそ
虚しさも
切なさも
儚さも
増幅し合って
生きるっていうのは
どうだろう?
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音もなく 散る花の
悲しさよ
湿を込め 降りつづく雨の
寂しさよ
語るべき 言葉なくして別れゆく
静かな憂いよ
メビウスの 輪のごときその永遠も
やがては
退出のときがくる
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逢いたくなれば
いつだって思いのまま
なぜって
僕の心は 君が思っているより自由なんだから
きみのゆめのなか
きみのこころのなか
・ ・ ・
いつだって行けるんだ
君が厭だなんて言ったって
いつだって行けるんだ
僕の心は すごく すごく自由なんだから
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外は雨
降りしきる雨
夜の雨を見つめている
“モルダウ”が
繰り返し流れるこの窓辺で
忘れかけていた
古い映画が思いがけなく蘇える
忘れかけていた
淳い思い出が蘇える
― 人は自由でなければ ―
忘れかけていた
あなたの言葉が蘇える
“モルダウ”が
繰り返し流れるこの窓辺で
降りしきる雨を見つめている
濡れて光る闇を見つめている
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きみがあんまり素直なものだから
ぼくはきみのことが少しばかり心配
きみがあんまり素直なものだから
ぼくは少しばかりこころのトビラを開けたんだ
きみがあんまり素直なものだから
ほら
ぼくはこうして両手を広げてきみのことを待っている
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―解っているよ―
やわらかな言葉を残し
去り逝きしひと
わずかばかりの想い出も
君を逝かせてしまった後悔に
いまだ光を見い出せないまま
すくむ 心
うずくまる 意識
ふとした瞬間の涙に
沈み込む
過ぎゆく季
―解っているよ―
やわらかな言葉は
呪文となる
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愛しきは
刻々の花のひとひら
暮れなずむ空の色
深い 深い空の底
その時が来れば
その時
きっと わたしは行くだろう
翠の風に送られて―
愛しきは
刻々の花のひとひら
暮れなずむ空の色
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私の前には
向かい合う一本の道
走馬灯のように
クルクルと 重なり合いながら
過去へと 続く
後ろには
暗く 漠然とした拡がりが
未来へと続く
後退りしながら
不確かな未来へと
押し出されてゆく
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いちばん 好きな言葉
「好き」
いちばん 言いたい言葉
「きみが好き」
この言葉を言うために
今夜も 浅い眠りに入ろう
ぼくが いちばん好きな言葉
「好き」
ぼくが いちばん言いたい言葉
「きみが好き」
きみは
ぼくがいちばん言いたい言葉を
聴きたいかい?
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悠揚に満ちた黄昏どき
風は木の葉を震わせて
通り過ぎてゆく
孤独な心を震わせて
通り過ぎてゆく
幻影に満ちた黄昏どき
恋しい人に吹く風は
優しく髪を撫でてゆく
誰かに恋するその胸に
甘やかな香りを残し
通り過ぎてゆく
耽美に満ちた黄昏どき
恋しい人に吹く風は
優しく頬を撫でてゆく
魅惑に彩られたその胸に
密やかな愛をささやき
通り過ぎてゆく
ミューズの降り立つその胸に
そっと愛を奏で
白い風が
通り過ぎてゆく
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きみの瞳は
ぼくには眩しすぎて
ちょっとばかりクラクラするよ
もう これ以上
ぼくに近づかないで
どんどん不安になるんだ
きみの瞳は
ぼくには眩しすぎて
ちょっとばかり悲しくなるよ
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風になる
寂しい心は風になる
変幻自在な風になる
解き放たれた心は風になり
木の葉を掻い潜り
水面を揺らし
大空を駆け抜ける・ ・ ・
吹き荒ぶ嵐となって闇を切り裂き
恋しい人に辿り着く
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